第1章 コンテストを知るきっかけ

第1章 コンテストを知るきっかけ


 これを知るきっかけとなったのは、10月上旬のことである。
私が登録している音楽コンテストのコミュニティに、「クレオフーガ」というサイトがあるが、たまたまTwitterを眺めていた時に、突如としてこのツイートが飛び込んできた。
そう、クレオフーガからのツイートで知ることになったのである。
それを知った時、確かに私の中で大きく何かが切れるような音がした。
そして、募集要項を眺めては、「マジで!」と一人部屋で叫ぶ自分がいたのである。
もう少し具体的にしてみると、ボーカルあり、ボーカルなしの2部門制で、その中で細かくジャンル分けをするわけではないということ。
つまり、特定のジャンルに関しては出せないとか、ボーカルありの場合は、ボカロの使用有無も問わないという条件である。
そう、プロローグにも書いたが、自信作、もっと聴いてもらいたい曲であれば何でもOKというわけだ。
ただし、1部門2曲までという規定は守らなければならないため、仮に自信作が多い人であれば、投稿楽曲をどれにしようかをある程度絞っておく必要があることになる。
そして、もうひとつ目を見張るのは審査員の顔ぶれである。
その中には、私の作曲におけるバックボーンになったであろう方の一人、服部克久さんの名前が審査員リストの中にあったのだ。
これはどういう状況であれ、挑戦しないという選択肢にはならないと、ほぼ無謀のまま軽い気持ちで挑戦を決断するにいたったのである。



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