第1章 コンテストを知るきっかけ 第2章 過去の失敗といくつかの問題 html 第4章 挑戦前からの心構え 第5章 曲とのにらめっこ(完成まで) 第6章 曲とのにらめっこ(完成後) 第7章 予想以上の反応

第7章 予想以上の反応


 今回投稿した楽曲は、以前にも記したとおり大変ヘビーな楽曲である上に、テーマ自体も非常に難しいものになってしまった。
また、私自身、健常者である彼らよりもまだまだ力的にだいぶ劣るだろうと思っていたため、対してクレオフーガのサイト上での楽曲コメントなんてこないだろう(きても一人くらいだろう)と見込んでいた。
しかし、実際はその予想とは全く違うことになっていた。
副数人の方からコメントおよびマイリスト登録と言う形で支持してくださり、ようやくこれだけのところまで自分も成長したんだなと思ったものである。
そんな中、同じコンテストに挑戦していたとある作家さんから直接メッセージをいただき、その内容に非常に心を打たれるものがあったと同時に、考えさせられるものがあった。
ちょっと詳細を書くことはできないのだが、この「闇を渡る道化師」がきっかけとなり、自らの心を開くきっかけができたうえ、その内容を私だけにこっそり教えてもくださったのである。
そのメッセージを初めて読んだときから、私の中でも何か心に感じるものがあったうえ、他人にすら開かなかった心の闇をわざわざ会ってもいない私にのみあかして下さったことが分かった時、正直本気で黙っても、いても経ってもいられなくなったのである。
「今すぐその人に直接会って、心からのありが党を言いたくて仕方がない。」
そんな気持ちにまでなったほどだ。
しかし、そうしたメッセージのやり取りを通して私は、「音楽は、人の心をも開かせる力を持っている」というとても大切なことを骨身にしみるくらい学ばせていただいた。
コンテストへの挑戦であるがゆえに、そう簡単にこんな感動的な経験などできないと思っていたが、こんなに貴重で、こんなにかけがえのない経験をしたコンテストへの挑戦は、これまでを振り返っても、後にも先にもこの時が初めてであった。
どれもこれも、今回のコンテストでは作者の楽曲に対する思いのみならず、曲そのものも視聴できるタイプのコンテストだったが故のことである。



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